数式の中にTRUEやFALSEを入れると、SUMIF
のような条件付きの集計ができます。TRUE/FALSEを入力する列を設けることなく、スッキリした列構成にできます。
ポイントは、数式内のTRUEは1、FALSEは0 と扱われることです。
これを利用して、
これを利用して、
100 * TRUE
なら 100(集計対象)、100 * FALSE
なら 0(集計対象外)のように切り分けられます。この例では、SUMPRODUCT
関数で、2つの条件に該当する行の売価×個数を集計しています。
条件なしで集計する場合は、以下の数式です。
=SUMPRODUCT(C2:C6*D2:D6)
これに条件1が”項目A”という条件を付けると、以下になります。
=SUMPRODUCT((A2:A6="項目A")*C2:C6*D2:D6)
さらに条件2が200以上という条件を加えると、以下になります。
=SUMPRODUCT((A2:A6=$G$2)*(B2:B6>=200)*C2:C6*D2:D6)
これで、次のように各行での計算を集計する構造になっています。