ブックを開いたときに決まった位置にウィンドウを表示するマクロです。
Excelで複数のブックを開くと、各ウィンドウは自動的に少しずつ下にずれた位置に表示されるようになっています。ウィンドウが背後に埋もれないのはよいのですが、代わりに下部が画面の外にはみ出してしまいます。
まとめてブックを開いてから各シートを選択して… と思っても、その前にウィンドウ位置を調整しなければならないのがストレスです。
すべてのブックウィンドウの初期位置を固定するマクロ
ウィンドウの初期位置をずらさないように(ウィンドウ下部が画面外に隠れないように)します。1つのマクロで、すべてのブックファイルの動作を制御できます。
Option Explicit
'------------------------------------
'Excelアプリのオブジェクト変数
Private WithEvents appXL As Application
'------------------------------------
'Excel起動時(PERSONAL.xlsbオープン時)の処理。オブジェクト変数セット
Private Sub Workbook_Open()
Set appXL = Application
End Sub
'------------------------------------
'ブックオープン時の処理
Private Sub appXL_WorkbookOpen(ByVal WB As Workbook)
WB.Windows(1).Top = 0 'ブックウィンドウの上位置
Set WB = Nothing
End Sub
このマクロは、個人用マクロブック(PERSONAL.xlsb)にイベントプロシージャとして保存します。保存方法や仕組みについては、以下のトピックを参照してください。