マクロをほかのブックの作業にも使用するには

Excelマクロを、マクロが保存されたブックだけでなくほかのブックの作業に使う方法を説明します。

汎用マクロは個人用マクロブック(PERSONAL.xlsb)に保存する

Excelのマクロは個々のファイルに保存することが多いですが、個人用マクロブック(PERSONAL.xlsb)に保存することもできます。

個人用マクロブックはExcelの起動時に自動的に読み込まれるものです。ここに保存したマクロは、マクロ非対応のブック(.xlsx)の作業時にも利用できます。Excelの作業全般で使いたいマクロは、個々のブックでなく個人用マクロブックに保存しましょう。

個人用マクロブックの作成方法

個人用マクロブックは初期状態では存在しません。次の方法で簡単に作成できます。

[表示]タブ → [マクロ] → [マクロの記録] とクリックする

[マクロの記録]ダイアログボックスの[マクロの保存先]で「個人用マクロ ブック」を選択する マクロの記録ダイアログボックス

シートで何らかの操作をする
例えば、どこかのセルに「123」と入力するような操作でも構いません。

[表示]タブ → [マクロ] → [記録終了]をクリックする

Excelの終了時に個人用マクロブックの保存を確認するダイアログボックスが表示されるので、保存する

個人用マクロブックは、Excelのスタートアップフォルダーに保存され、Excelの起動時に自動的に読み込まれるようになります。
%userprofile%\AppData\Roaming\Microsoft\Excel\XLSTART\PERSONAL.XLSB

マクロの編集画面(VBE)では、プロジェクトエクスプローラーにPERSONAL.xlsbのプロジェクトが表示されるようになります。

個人用マクロブックはWorkbooksオブジェクトに含まれます。Workbooksオブジェクトを使って開いているブックを順に処理するようなコーディングでは、個人用マクロブックは対象外にするなどを考慮しましょう。

一時的にほかのブックでマクロを実行するには

個人用マクロブックに登録しないで、マクロの保存先とは別のブックに対して実行することもできます。汎用ではないマクロを一時的に利用したい場合に手軽な方法です。

マクロが保存されたファイルと処理対象のファイルの両方を開く

処理対象のファイルで、表示タブ → マクロマクロの表示 とクリックする

ダイアログボックスの[マクロの保存先]で、「開いているすべてのブック」を選択し、目的のマクロを選択して実行する

たいていのマクロは、それが保存されているファイルでの実行を前提に作られています。他のファイルに実行しても正常に動作するとは限らないので注意してください。
タイトルとURLをコピーしました