Excelでガントチャート : 数式1つでスピード作成

各項目の開始日と終了日に合わせて線を引くガントチャートやWBSを作成します。

今回は、マクロや条件付き書式などは使わず、数式1つでスピード作成する方法を紹介します。

入力フォーマットを作成する

タスク項目、開始日、終了日、各日付の列を作成します。

ガントチャート1

カレンダーの日付は1日刻みでなくても構いません。

数式を入力してガントチャートに

ガントチャートの先頭セルに数式を入力します。
=IF(AND(終了日>=当日,開始日<=当日),IF(TODAY()>当日,"□□","■■"),"")

開始日と終了日は列番号の前、当日は行番号の前に $ を付けます。

ガントチャート数式
=IF(AND($C2>=D$1,$B2<=D$1),IF(TODAY()>D$1,"□□","■■"),"")

過去の予定は□□、本日以降の予定は■■ と2種類で表示されるようになります。

入力したセルをガントチャートの範囲にコピーします。

末端の列までドラッグしてから末端の行までドラッグします。オートフィル機能で数式がコピーされます。

ガントチャート2

外観の間延びが気になる場合は、列幅を小さくして、日付欄を[配置]-[方向]で調整します。

ガントチャート3

10月24日に開いた場合の外観

 

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