報告書などで縦に並ぶ数値は桁を揃えて見やすくしたいものですが、数値の前にスペースを入れたりしてもなかなかうまくいきません。そんな場合には、「小数点揃えタブ」を使うときれいに揃えられます。
小数点揃えタブという名称ですが、小数点を含まない整数や単位付きの数値も揃えることができます。
小数点揃えタブを使った数値の揃え方
設定対象の数値の前にタブを入力する
ルーラーの左端のタブ設定ボタンを何度かクリックして、小数点揃えタブ()を選択する
このボタンは、これから設定するタブの種類を選択するものです。クリックごとに種類が切り替わります。
設定対象の段落を選択して、ルーラー上で桁を揃えたい位置をクリックする
数値の桁が小数点揃えタブの位置で揃えられます。
ダイアログボックスで正確に設定する
表のセル内ではタブ入力は不要
表のセル内の場合、数値の前のタブは不要です。設定対象のセル全体またはセル内の段落を選択して、小数点揃えタブを設定します。
日本語単位のずれについて
上記の例で「1233個」の単位が少しずれていることに気づかれたでしょうか? これはタブのせいではなく段落の設定によるものです。
このような日本語単位のずれが気になる場合は、[段落]ダイアログボックスの[体裁]タブで、[日本語と数字の間隔を自動調整する]をオフにしてください。