提供されたExcelファイルで困惑する要因の一つに「空白セル」があります。フォーマットにもよりますが、0/なし? 未定(後で入力)? 入力忘れ? … と、受け取った側には読み取れないのです。
そのようになることを避けるために、手間をかけずに空白セルを選択して、一括で値を入力する方法を紹介します。
空白セルだけを選択する
空白セルがあちこちに散らばっていても、1回の操作で選択できます。
入力したい空白セルをすべて含む範囲を選択する
[ホーム]タブの[検索と選択]をクリックし、[条件を選択してジャンプ]をクリックする
[選択オプション]ダイアログボックスで「空白セル」を選択し、[OK]をクリックする
はじめに選択した範囲のうち、空白セルだけが選択された状態になります。
複数の選択セルに同じ値を入力する
複数のセルを選択した状態で、「TBD」や「0」などの値を入力する
Ctrl + Enter キーを押す
選択しているすべてのセルに値が入力されます。