空白セルに同じ値を一括入力する

提供されたExcelファイルで困惑する要因の一つに「空白セル」があります。フォーマットにもよりますが、0/なし? 未定(後で入力)? 入力忘れ? … と、受け取った側には読み取れないのです。

そのようになることを避けるために、手間をかけずに空白セルを選択して、一括で値を入力する方法を紹介します。

空白セルだけを選択する

空白セルがあちこちに散らばっていても、1回の操作で選択できます。

数が少なければ [Ctrl] キーを押しながらセルをクリックして複数選択してもよいのですが、その場合は数式の有無に注意してください。
下記の方法では、数式の結果で空白になっているセルは選択されないため、数式を上書きしてしまう心配がありません。

入力したい空白セルをすべて含む範囲を選択する

[ホーム]タブの[検索と選択]をクリックし、[条件を選択してジャンプ]をクリックする

[選択オプション]ダイアログボックスで「空白セル」を選択し、[OK]をクリックする

はじめに選択した範囲のうち、空白セルだけが選択された状態になります。

複数の選択セルに同じ値を入力する

複数のセルを選択した状態で、「TBD」や「0」などの値を入力する

Ctrl + Enter キーを押す
選択しているすべてのセルに値が入力されます。

ビジネスの資料でよく使う「TBD」とは
To Be Determined の略で「未定」を表します。(企業や業種により定義が異なる場合もあります)Excelシート上でもよく目にするキーワードです。
ほかに、TBA (To Be Announced) = 決定済みだが未公開、TBC (To Be Confirmed) = 決定済みだが最終確認中といった表記もありますが、TBDほど一般的ではないようです。

 

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