Wordのスタイル 勝手に変わる/自動で変更を反映する

同じ機能についてのトピックなのですが、タイトルに迷った結果、両方を載せることにしました。

両視点からの機能解説

あるときには迷惑な謎機能、あるときには便利な省力化機能になるんですね。両方の視点から機能解説をしてみます。

スタイルは一定の外観や機能の組み合わせをまとめて設定するものです。同じスタイルの段落は、共通の外観・機能を持てる、というのが特長です。

勝手に変更される

作業をしている途中である箇所の文字色を変更したとします。すると、スタイルの文字色設定まで変わってしまうことがあります。選択箇所だけを変えたいのに、スタイルが適用されたすべての箇所が変わってしまうのは困ります。共通設定としてのスタイルを設定した意味がありません。

しかも、この連動変更は起こったり起こらなかったりするので、わけがわからないと思うでしょう。

変更が自動反映される

スタイルの設定内容を検討するとき、各ダイアログボックスを開いて各項目の設定を変えながら行うのは面倒です。仕上がりがつかみにくいため、ダイアログボックスを何度も開いて試行錯誤するようなことにもなります。

全体のバランスを見ながら各書式を直接調整して、それがスタイルの設定に自動で反映されるので、とても作業がしやすくなります。

原因と正しい使い方

原因は、「スタイルの変更」ダイアログボックスの[自動的に更新する]です。

スタイルの変更ダイアログボックス

小さな項目なので見落としてしまうかもしれませんね。自動更新が起こったり起こらなかったりするなら、スタイルごとにこの設定が異なっているせいです。

設定項目が目立たないだけでなく、項目名から影響が読み取りにくいというのもあります。
筆者自身、「この項目は何だろう」と変えてみる → 「何も変わらないな、まあいいか」→ 忘れる → 後で困る というようなことをやらかすのがこういったところです。

スタイル更新の正しい使い方

通常は、すべてのスタイルに対して[自動的に更新する] をオフにする

テンプレートの作成など文書フォーマットを設計する場合のみ[自動的に更新する] をオンにし、作業が完了したらオフに戻す

スタイル更新のもう一つの方法

文書中で目的のスタイルの箇所の書式を調整する

調整した段落や文字を選択したまま、スタイルギャラリーで対応するスタイルを右クリックし、[選択箇所と一致するように(スタイル名)を更新する]をクリックする
調整した内容に従って、スタイルの設定が更新されます。

この方法の場合、調整中は選択している箇所だけが変わるので、全体のバランス変化は少しつかみにくくなりますが、「自動的に更新する」の設定切り替えが不要なので手軽に作業できます。

 

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