重複データ対策 : データの入力規則 & COUNTIF関数で防止

データの重複を防止するために、データの入力規則にCOUNTIF関数を指定する方法を説明します。

この方法の特長については、関連トピックを参照してください。

データの入力規則の設定方法

重複を防ぐ対象の列全体を選択します。

[データ]タブの[データの入力規則]-[データの入力規則]をクリックします。

データの入力規則ダイアログボックスが表示されます。

[設定]タブで、[入力値の種類]に「ユーザー設定」を選び、[空白を無視する]をチェックします。

[設定]タブで、[数式]に「=COUNTIF(C:C,C1)=1」のように入力します。
C」は設定対象の列番号です。実際の対象列に応じて変更してください。

[エラーメッセージ]タブで、[無効なデータが入力されたらエラーメッセージを表示する]をチェックし、メッセージの内容を入力します。

このようなメッセージが表示されるようになります。

入力規則違反を検出するには

データの入力規則はその名のとおり入力時に機能するものですが、入力済みのシートに設定して規則違反の箇所を検出する使い方もできます。

また、入力規則を設定していても「入力」でなく「コピペ」をすると即時検出されないという抜け道もあるので、仕上げ時の確認手段としても有効です。

[データ]タブの[データの入力規則]-[無効データのマーク]をクリックします
入力規則に違反している箇所がマーキングされます。

確認が完了したら、[データ]タブの[データの入力規則]-[入力規則マークのクリア]をクリックします
マーキングの表示状態が解除されます。

マーキングの状態でデータを編集できます。編集に伴ってマーキングも変化しますが、重複状態と完全同期はしていないので注意してください。例えば、一方のテキストを変更するとそのマーキングは消えますが、他方のマーキングは残ったりします。
修正の後、[無効データのマーク]を再度実行して確認することをお勧めします。

     

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